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ミャンマーのサイクロン被害、進まぬ援助活動に非難高まる

  • 2008年06月01日 05:03 発信地:ヤンゴン/ミャンマー
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  • サイクロン「ナルギス」ミャンマーで猛威
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ミャンマーのヤンゴン(Yangon)の南西130キロのデダイ(Dedaye)で、救援物資を受け取るサイクロン被災者(2008年5月14日撮影)。(c)AFP/Khin Maung Win

【6月1日 AFP】ミャンマーの大型サイクロン「ナルギス(Nargis)」の被災者救援で、人権団体などは軍事政権に対する非難を強めている。

 一方、シンガポールで行われた「アジア安全保障会議」に出席したロバート・ゲーツ(Robert Gates)米国防長官は5月31日、「数千人の命を救えるようわれわれの船舶や輸送機が政府の承認を待っていた」と述べ、外国援助要員の受け入れが遅れたために数万人の命が失われたとして軍政の対応を批判。

 援助団体は、サイクロンで家を失い学校や仏教寺院、テントで暮らす被災者数万人を軍政が荒れた村に帰還させているとの報告を受けているとし、軍政を非難している。

 被害の大きいクンニャンゴン(Kungyangon)やデダイ(Dedaye)への道路では武装した機動隊が配備されるなど治安も強化されている。

 国連(UN)は被災者が強制的に帰還させられているかどうかは現時点では不明としているが、今回の強制帰還の疑いで、被災者240万人へ支援を届けることが困難なことに加え、国際社会がさらに不満をつのらせることとなった。 

 国連によると発生から約1か月たった今も、援助が必要な人々の4割にしか届いていないという。

 軍政は31日、国営メディアを通じて各部門の調整に当たる軍政、国連、東南アジア諸国の代表からなる組織が正式に活動を始めたと発表した。

 しかし人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(Human Rights Watch)や国際難民奉仕会(Refugees International)は被災者が官営の避難所から強制的に退去させられ、がれきのなかでの生活を余儀なくされているとの報告を受けていると警告している。(c)AFP/Hla Hla Htay
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