
【5月12日 AFP】大型サイクロン「ナルギス(Nargis)」の直撃を受けたミャンマーで11日、緊急支援物資の配給が急ピッチで行われたが、空腹を抱えた数千人の被災者が食料と飲み水を求めて通りにあふれており、さらに多くの支援物資が必要だと専門家は訴えた。
ミャンマー軍事政権は10日、ナルギスの影響による死者は5000人増加の2万8458人、行方不明者は3万3416人と発表したが、外交筋はその数が10万人を超える可能性もあると警告している。国連(UN)は行方不明者数を22万人と発表しており、支援団体も、軍政が直ちに生存者の救済を集中的に行わなければ、その数はさらに増加する可能性もあると警告している。
軍政は、外国人が入国し支援活動を行うことを拒否しているが、南部の悲惨な被害状況にもかかわらず新憲法案の是非を問う国民投票を10日に強行したことからさらに非難を受けている。
中心都市ヤンゴン(Yangon)から最も被害の大きかった南部のデルタ地帯に向かったAFP記者によると、支援を求めて少なくとも約1万人が道路沿いに列を作っているが、飢えや渇きなどの問題を抱える人々の数は増す一方、到着する支援物資は宗教団体や支援者が配る米や麺類などわずかばかり。
また、現在も腐敗した遺体が水牛などの家畜の死がいとともに水路に漂っている。一方、子どもたちは汚染された水路から魚などをあさっている。(c)AFP/Hla Hla Htay










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