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サイクロン被害救援活動に遅れ、国連が軍政批判

  • 2008年05月11日 09:38 発信地:バンコク/ミャンマー
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ミャンマー南西部エヤワディ(Irrawaddy)管区ボゴレー(Bogalay)で所持品を運ぶ被災者(2008年5月8日撮影)。(c)AFP/Khin Maung Win

【5月11日 AFP】ミャンマーのサイクロン被害で国連(UN)の緊急援助調整官室(Office for the Coordination of Humanitarian AffairsOCHA)は10日、少なくとも100万人の被災者が1週間以上にわたり支援を受けられていないことを明らかにした。船で届けられた緊急援助物資は軍政に差し押さえられているという。

 救助専門家は食料や飲料水、医薬品が必要な被災者に対して軍政の対処が遅れていると指摘する。

 OCHAのRichard Horsey氏によると高カロリーのビスケット9万5000人分はヤンゴン(Yangon)空港で足止めされており、救援関係者に対するビザ(査証)はほとんど発行されていないことに不満が高まっている。「われわれは甚大な被害を受けた被災者は150-200万人と推定している。現時点ではそのわずか4分の1の(国連は)50万人近くにしか物資が供与されていない」とし、「遅すぎる」と指摘した。

 一方国連の世界食糧計画(World Food Programme)は軍政が差し押さえていた救援物資のうち10日に空輸された物資は手放したが、9日に船で届けられた物資は差し押さえられたままであることを明らかにした。

 また国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は10日、タイとの国境に救援トラックの一団を派遣したと発表した。2日以内にヤンゴンに到着し、政府に引き渡されるという。

 国連児童基金(UNICEF)は浄水錠300万錠を乗せたタイ航空(Thai Airways)の航空機が9日に到着したが、これがヤンゴン空港を出たかどうかは不明としている。(c)AFP/Charlie McDonald-Gibson

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