【AFP】米地質調査所(US Geological Survey)は14日、カリフォルニア(California)州で30年以内にマグニチュード(M)6.7以上の大地震が起こる確率は99%、M7.5以上の巨大地震は46%との予測を発表した。

 調査では、地震学や地質学などにおける新技術やデータを駆使して従来のモデルを改良し、大地震の可能性を予測した。

 それによると、M6.7以上の大地震が30年以内に発生する確率は、ロサンゼルス(Los Angeles)とサンフランシスコ(San Francisco)の2大都市で63%以上。人口が密集した州南部で発生確率が高くなるとの結果も出た。

 南部カリフォルニア地震センター(Southern California Earthquake Center)の所長は、地震を妊婦に例え、「妊娠期間が非常に長く、予定日はとうの昔に過ぎている」と語った。(c)AFP