
【12月4日 AFP】大型サイクロン「シドル(Sidr)」の直撃を受けたバングラデシュのファクルディン・アハメド(Fakhruddin Ahmed)暫定政府首班は3日、壊滅的な被害を受けた沿岸地域の復興と地球温暖化対策のため、10億ドル(約1100億円)の国際支援を呼び掛けた。
「シドル」は11月15日、ベンガル(Bengal)湾に面した同国南西の沿岸部を直撃。インフラや作物が壊滅状態になり、死者は約3300人に達した。同首班は、同地域に住む少なくとも800万人が貧困の危機に直面していると述べ、「被災者が貧困に陥るのを黙って見ているわけにはいかない」と訴えた。
気候変動が原因で自然災害は頻度と激しさを増していると同首班は指摘し、「われわれは国際社会に対し、わが国が自然災害に立ち向かうための支援を、長期的・相対的な立場で行うよう求める」と話した。
また、「気候変動のような国際社会が作り出した問題解決のためには、バングラデシュのような最も甚大な影響を受けている地域のために、持続可能な国際的支援が必要だ」として国際社会に協力を求めた。
同首班は政府が必要としている予算として、高速道路としても使われている沿岸部の堤防修復に2億5000万ドル(約275億円)、世界最大のマングローブ林「サンダーバンズ(Sunderbans)」の再生に1億5000万ドル(約165億円)、道路と橋の修復に3億ドル(約330億円)、学校修復に1億ドル(約110億円)、新しいサイクロンの避難所建設に2億ドル(約220億円)を挙げている。(c)AFP





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