【11月28日 AFP】バングラデシュのM. A. Matin暫定通信相は27日、民間通信社UNBに対し、サイクロン「Sidr」の被災者救援活動を行っている米海軍とパキスタン軍医療部隊は「彼らはわれわれのために活動して」おり、必要以上に滞在することはないと語った。
サイクロンの被災者救援活動を統括している同通信相は、「バングラデシュに派遣されている海外派遣部隊の目的、作業、滞在期間について、混乱や疑問の余地はない」と明言した。
暫定通信相の発言は、米海軍とパキスタン軍医療チームは被害が大きかったバングラデシュ南部での救援活動を本格化させているなかで行われた。11月15日にバングラデシュを襲ったサイクロン「Sidr」による死者は少なくとも3400人に上り、政府の情報によると依然として約1700人が行方不明、670万人が被災している。
米海軍は強襲揚陸艦キアサージ(USS Kearsarge)搭載のヘリコプター約20機を投入。最も被害状況の大きかった一部地域には海兵隊の医療部隊4チームを派遣している。パキスタン軍医療チームは被害状況の大きかった1地域にベッド数30床の病院を設置。またパキスタン海軍艦PNS Nasrも陸上に仮設医療施設を開設した。
バングラデシュ当局は米軍の関与をたびたび控えめに扱っており、米軍の救援活動の広報に消極的な姿勢がうかがえる。バングラデシュは1億4400万人の人口を抱えるイスラム教国で、米軍のイラク侵攻には強く反対していた。 (c)AFP
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