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バングラデシュ大型サイクロン、被災地にようやく救援物資

  • 2007年11月21日 23:15 発信地:ダッカ/バングラデシュ
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  • バングラデシュをサイクロン「シドル」が直撃

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2007年11月21日、バングラデシュ南部のサイクロン被災地Chailtatoli村で食事の配給を待つ住民ら。(c)AFP/Farjana KHAN GODHULY

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【11月21日 AFP】(写真追加)バングラデシュ軍は21日、大型サイクロン「シドル(Sidr)」の直撃を受けた同国南部沿岸地域にようやく救援物資を届けたと発表した。被災地は孤立しており避難施設もなく、数百万人が飢死する恐れもある。

 ベンガル湾(Bay of Bengal)からサイクロン「シドル」が上陸して6日後、被災地のほぼ全域に少量の救援物資が届き始めているが、住民はさらに大量に必要だと訴える。サイクロンにより大半は家族や家畜を失った。

 国連(UN)によると、3447人の死亡が確認されたほか、2062人が行方不明か死亡したとみられており、負傷者は6611人に上る。遺体の多くが海へ流されており、発見は不可能と思われる。

 バングラデシュは世界の中でも最貧国の一つで、被災地域では食糧や水、避難場所を欠いたまま400万人近くが放置されている。

 AFPの取材に応じた国軍のEmdadul Islam少佐は、「すべての被災地に救援物資を届けた。引き続き行っていく」と述べたが、救援活動がはかどっていないことを認めた。「政府・非政府関係機関の職員や現地入りしている報道関係者らに、物資が届いていない被災地を見つけた場合はわれわれに知らせるよう伝えてある」という。

 モイーン・U・アーメド(Moeen U Ahmed)陸軍参謀長は、被災地を視察しながら「政府には十分な食糧備蓄がある。たった一人でも飢えによって死なせるわけにはいかない」と述べ、飢餓との戦いに打ち勝つ決意を示した。

 ベンガル湾の小島の住民、Ashar Charさんは「虫すら見つからない」と食糧の欠乏を訴えた。別の住民は「この6日間、腐ったコメを調理して食いつないでいる」という。シドルが引き起こした高波に浸かり、コメはすっかり傷んでいた。「地上には虫すら残っていない。みんな大量の土砂の下に埋まってしまった」と語った。(c)AFP/Salim Mia and Helen Rowe

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