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サイクロン「シドル」による死者は5000人から1万人に上る恐れも

  • 2007年11月19日 03:49 発信地:バルグナ/バングラデシュ
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2007年11月18日、バングラデシュ南部のバルグナ(Barguna)で、合同葬儀の準備が進む中、親類の遺体に付き添う女性。(c)AFP/ANIS/FOCUS BANGLA

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【11月19日 AFP】バングラデシュ南部を15日に直撃したサイクロン「シドル(Sidr)」による死者が最高で1万人に上る恐れがある。当局者が18日、明らかにした。壊滅的な被害を受けた地域ではいまだに十分な救援活動が開始されておらず、家を失った数百万人の住民が、飢えに直面している。

 孤立した沿岸部の村などでは、現在も救援物資が届かない状態が続いており、このままでは生き延びられないと生存者らは危機感を募らせている。

 バングラデシュの赤新月社(Red Crescent Society)の代表は、これまでに3000人の遺体が収容されたとし、死者数は「5000人に達する恐れがあるが、1万人を超えることはないだろう」と述べた。

 また、倒木などにより道が寸断されている上に、被害が甚大なため救援活動は難航しており、当局者は、沿岸の島々の漁村を含む遠隔地でさらに犠牲者の数が増えることが見込まれると強調している。

 また、赤十字社(Red Cross)のShafiquzzaman Rabbani氏は、「90万世帯が被害を受けたと推定される」と述べた。この数値から、被害はおよそ700万人に及んでいるとみられる。

 同国では今も多くの人々が竹やブリキで作られた家に住んでおり、犠牲者の大半は高波や、飛んできたがれきや倒木で家が倒壊した影響で命を落としている。(c)AFP/Shafiq Alam
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