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インドネシアのクルド山が噴火、専門家は未確認との報道も

  • 2007年11月04日 01:43 発信地:ジャワ島/インドネシア
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2007年11月2日、インドネシアのブリタール(Blitar)で、避難所に到着した人々。(c)AFP/KAIYA TUNJUNG

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【11月4日 AFP】インドネシアの火山学者によると、ジャワ島にあるクルド山(Mount Kelut)が3日、噴火した。この影響で周辺地域の住人はパニックに陥っているというが、現時点で犠牲者は報告されていない。

 火山学者のAgus Budianto氏は、「最初の噴火は午後4時15分(日本時間午後6時15分)に観測された」と発表。また、この発表は、継続的に強さを増している計測不可能なほど大きな揺れの観測データを基準としている。一方で同氏は、山頂が厚い雲で覆われているため、溶岩や火山灰の噴出を肉眼で確認することはできないとしている。

 同国民放メトロTV(Metro TV)によると、山頂に設置されている観測計に被害はないことから、マグマ性の噴火ではない可能性が高いとしている。

 また、現地のAFP特派員によると、一部の現地報道では、爆発音が響いたためパニックが発生したが、専門家はこれまでのところ噴火を確認していないと伝えてられている。


■迷信深いジャワ島住民、避難を拒む人も

 クルド山は東ジャワ(East Java)州の大都市スラバヤ(Surabaya)からわずか90キロしか離れていない。

 テレビの報道では、雨が強いためレインコートを着用し、わずかな荷物を持って、トラックにすし詰め状態ながらも落ち着いた様子で避難する住民の姿が映し出された。

 クルド山は2週間以上にわたり噴火の危険性が高いとして警戒が続いていたが、2日になって活動が急激に活発化し、兵士および地元当局によるトラック数百台での避難輸送が開始された。

 すでにクルド山の斜面に住む数万人は避難しているが、避難を拒否し、警官や兵士の巡回から逃れている人々もいるという。

 ジャワ島住民の多くは迷信深く、当局や専門家の警告よりも、年配者や伝統的な教えに従うのを好む傾向が強い。

 同国保健省によると、クルド山周辺10キロ以内の危険区域には約13万人が住んでいるが、地元当局は約6万人の避難を集中して行っているとAFPに語った。

 観測開始以来、クルド山の噴火によりこれまで1万5000人が命を落としている。うち推定1万人が1586年の大噴火、また5160人が1919年の噴火の犠牲となった。(c)AFP

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