2007年11月1日、大規模な洪水被害に見舞われているタバスコ(Tabasco)州の州都ビジャエルモサ(Villahermosa)の学校屋上で、住民をヘリコプターに乗せようとするメキシコ海軍兵士。(c)AFP/Gilberto VILLASANA
【11月3日 AFP】記録的な洪水被害に見舞われているメキシコ南部のタバスコ(Tabasco)州では2日、家に取り残された数十万人の住民を救出するため、必死の救助活動が行われた。
被災地を撮影したテレビの映像では、首まで水に漬かり、高所に逃れようとする人々の姿をとらえており、また、水に囲まれた建物の屋根の上で救助を待つ人々も映された。
人口約75万人の州都ビジャエルモサ(Villahermosa)では軍が夜を徹して市中心部の住民を避難させ、病院の入院患者は空路で隣接する州に移送された。
これまでにタバスコ州の人口約半数にあたる100万人以上が被災しており、同州のAndres Granier知事は、「今も州各地で約30万人が家に閉じこめられたまま」だとし、陸軍と空軍がヘリコプターや小型のボートで救助活動を続けていると述べた。
同州の市民保護局によると、伝染病の発生状況を調査するため、約400人の医師と医療関係者が州全域に派遣されているという。
洪水は前週、寒冷前線の影響による豪雨でGrijalva、Carrizal、Puxcatanの3つの川が決壊したことにより起きた。洪水を防ぐため、兵士や州当局者が70万個を超える砂袋を土手に並べたが、水の勢いを止めることはできなかった。
隣州のチアパス(Chiapas)では2つのダムから水が抜かれたこともあり、この数日で状況は一層悪化した。(c)AFP




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