
【10月24日 AFP】噴火の兆候が観測されているインドネシア、ジャワ(Java)島のクルド山(Mount Kelut)について、監視に当たる地質学者が23日、噴火は差し迫っていると警告した。
同地質学者は「火山性微動の浅い震源が地表に近づいている。噴火の前兆としてよく知られる現象だ」と指摘。「震源は火口底の地下1キロ未満にあり、今後、振幅が大きく揺れの長い振動が続けばすぐにも噴火する」と語った。
噴火を正確に予測するのは不可能だが、噴火前には同様の前兆が現われるという。
クルド山は標高1731メートルの活火山。噴火の恐れがあるとして16日に警戒レベルが最高まで引き上げられ、火口から半径10キロ圏内に住む住民約13万人に避難勧告が出された。
しかし、ここ数日は火口や耕作地になっている山すそには特に変化はみられず、周辺地域の火山性微動や地殻変動にも大きな動きは観測されていない。
住民の多くは、夜間はクルド山から離れた仮設避難所で過ごしているが、日中は耕作のため山に戻っているという。
地質学者たちはクルド山が噴火した場合、1994年に34人が死亡した噴火時と同様に「噴火雲」が発生し、ガスや噴火堆積物により周辺が焦土と化す恐れもあると警告している。(c)AFP
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