2007年8月20日、ハリケーン「ディーン(Dean)」が接近するメキシコ・チェトゥマル(Chetumal)で、海の様子を見るため海辺を訪れた住民。(c)AFP/OMAR TORRES
【8月21日 AFP】これまでに少なくとも6人の死者を出しているハリケーン「ディーン(Dean)」は20日、ジャマイカを19日に通過しメキシコのユカタン半島(Yucatan Peninsula)に接近している。メキシコのカリブ(Caribbean)海沿岸地域では同日、非常事態宣言が出され、沖合いの石油関連施設は「ディーン」の接近に備え閉鎖された。
専門家らは、大型のハリケーン「ディーン」がカリブ海の温かい海水によってさらに勢力を増すことを懸念している。
カリブ海沿岸のカンクン(Cancun)など人気の観光地は「ディーン」の直撃を免れるとの予報が出されたことで、関係当局は胸をなで下ろしているが、ベリーズ国境付近の住民らは、ディーンの猛威に備えるよう指示されたという。
予報によると、「ディーン」は21日の日本時間午後4時にカンクンの南約150キロメートルに上陸すると見られる。
キンタナロー(Quintana Roo)州のFelix Gonzalez知事は20日、上陸が予測される地域に非常事態を宣言した。
関係当局はまた、カリブ海沿岸のリゾート地から数万人の観光客を避難させ、略奪の発生を防ぐために約1000人の警官隊を配備した。
さらに国営のメキシコ石油公社(Petroleos de Mexico、PEMEX)によると、同社はメキシコ湾沖合いの石油関連施設などをすべて閉鎖し、関係者全員を避難させたという。(c)AFP/Jennifer Gonzalez
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