
【8月19日 AFP】カリブ(Caribbean)海で猛威をふるっているハリケーン「ディーン(Dean)」は19日早くハイチの海岸に襲来し、その後ジャマイカ方面へと移動している。カテゴリー5に発達する可能性も指摘されている。
米国立ハリケーン・センター(National Hurricane Center、NHC)によると、同日1200GMT(日本時間午後9時)現在、ディーンは風速60メートル以上の勢力を保ちジャマイカの首都キングストン(Kingston)の東南東295キロの地点を時速30キロで西北西に進んでいる。同日中にはジャマイカに到達する見込み。
ディーンが直撃するとみられているジャマイカでは、キングストンおよびモンテゴベイ(Montego Bay)の主要2空港が閉鎖されたほか、低地では避難命令が出され、多くの地域で大統領による48時間の外出禁止令が発令されるなど、厳戒態勢が敷かれている。
一方、ハイチでは19日は終日、航空機と沿岸海運の運航停止命令が出されている。また、沿岸部ではディーンの襲来に備え、避難準備が進められている。4人が行方不明となっているほか、低地に住む1000人以上が避難した。
キューバでは、洪水などの被害に備え、東部6州で数万人が避難を開始した。
メキシコでは非常事態が宣言され、ディーンがメキシコ湾南部の油田やTampicoの製油施設に向かっているとみられることから、国営メキシコ石油公社(ペメックス、PEMEX) はハリケーン対策として生産施設を閉鎖し人員を避難させる措置を取った。(c)AFP/Clarens Renois



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