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モンスーンの洪水被害、水質汚染による深刻な健康被害

  • 2007年08月11日 04:47 発信地:ダッカ/バングラデシュ
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2007年8月10日、ダッカ(Dhaka)北西のSirajgonj地区で、救援物資を待つ被災者。(c)AFP/ADI SHAH

【8月11日 AFP】近年最悪の洪水被害に見舞われている南アジアで10日、国際援助団体が被災者への物資供給活動を開始する中、バングラデシュでは下痢やコレラがまん延し、医療関係者らが対処に追われている。

 10日、バングラデシュで16人、インドのビハール(Bihar)州で19人、またネパールで3人の死亡が確認され、この洪水による犠牲者が2000人をはるかに上回った。

 モンスーンによる豪雨が原因となった今回の洪水では、ネパール南部からバングラデシュまでの広範囲が水に沈み、水質汚染による健康被害が懸念されている。現時点でも数千の村が水没、伝染病の危機にさらされているうえ、インドとバングラデシュでは家を失った数百万人が救援物資を必要としている。

 支援活動は各国に広がっており、欧州連合(European UnionEU)は初期費用として400万ユーロ(約6億4000万円)を申し出ている。

 ビハール州にとっては過去30年で最悪の洪水被害となり、国連児童基金(UNICEF)は、はしかなどの予防接種を行っている。また、インド政府は、110万ヘクタールの農地が冠水、1400万人が被害を受けた同州に3700万ドル(約43億円)の緊急援助の提供を発表した。

 今年のモンスーンによる影響で、インドでは9日午後の時点で計1550人が死亡。バングラデシュでは362人、ネパールでは99人の死亡が確認されている。UNICEFによると、避難した33万人の多くが村に戻りはじめているという。(c)AFP
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