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大規模洪水が発生した中国で、炭鉱内に69人が閉じ込められ救出難航

  • 2007年07月31日 20:07 発信地:北京/中国
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2007年7月29日、大洪水により鉄砲水が発生した中国南西部の村で避難する住民。(c)AFP

【7月31日 AFP】過去10年で最悪規模の洪水が発生している中国で、中部河南省(Henan)にある国営Zhijian炭鉱の坑内に鉄砲水が流れ込み、作業員69人が29日から閉じ込められた状態となっている。31日の当局発表によれば、作業員の生存は確認されているが、救助活動は難航しているもよう。Zhijian炭鉱は、河南省の省都である鄭州(Zhengzhou)西方200キロに位置する。

 国家安全生産監督管理総局(State Administration of Work Safety)によると、現場では、現在も救助隊がポンプを使って坑内から水をくみ出し、酸素を送り込む作業を続けている。空腹に苦しむ作業員らのために牛乳も届けられた。ただし、坑内のガス濃度が上昇し、作業員らの消耗も激しく、救助活動は時間との闘いとなっている。

 鉄砲水が発生した29日朝、坑内で作業に当たっていたのは102人。うち33人は自力で脱出したが、残る69人が地下600メートル地点のトンネルに閉じ込められた。坑内にさらに水が流れ込むのを防ぐため、300人規模の兵士が出動している。

 国営新華社通信(Xinhua)は30日、豪雨と濃霧により水をくみ出すポンプを炭坑入口に設置できず、初期救助活動が難航していると伝えた。地元当局者によれば、濃霧のせいで視界は15メートルほどにまで落ち、救援物資を輸送するトラックが立ち往生するなどしたという。

 中国の炭鉱は安全性の低さで知られるが、今回の事故で救出活動が失敗に終われば、今年最悪規模の犠牲者が出る恐れもある。2006年の炭鉱事故による犠牲者は、公式発表では4700人超とされるが、個人で業務を請け負う人も含めるとその数は年間2万人に上るという。(c)AFP

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