【7月8日 AFP】インド政府は7日、同国東部を襲ったモンスーンによる豪雨により沿岸部に居住する約100万人が立ち往生したまま取り残されていると発表した。各地で洪水に見舞われ、これまでの犠牲者は655人にのぼっている。

 被害の著しい西ベンガル州(West Bengal)の対策担当者はAFPに対し、「すべての川が危険水位を超えている。救助隊はこれまでに6500人以上を避難させた」と語る。

 またPTI通信(Press Trust of India)によれば、犠牲者が最も多いのは西部のマハラシュトラ州(Maharashtra)で、これまでに385人を数えている。

 犠牲者のなかには洪水による溺死のほか、崩壊した建物の下敷きになったり、落雷による死者も出ている。(c)AFP