【北京/中国 31日 AFP】中国北部や北京で31日、2007年初の黄砂が観測された。国営新華社(Xinhua)通信が気象当局の情報として伝えた。北京では黄砂により視界不良となっているが、強い風の影響で夕方までには北京を外れると気象学者らは予測している。
■飛来地区の拡大が予測される
気象当局によると、低気圧の影響でモンゴル(Mongolia)で発生、発達した黄砂は、内モンゴル(Inner Mongolia)自治区や河北(Hebei)省の北部など東方に飛来した。
当局は、住民らに外出を控えるように勧告。外出の必要がある場合でも、砂から体を保護するために体を覆うよう呼びかけている。
また今後、内モンゴル自治区や新疆ウイグル(Hsinchiang Uighur)自治区のほか、甘粛(Gansu)省、遼寧(Liaoning)省、寧夏回族(Ningxia and Shaanxi)自治区などでも黄砂が観測されると、気象学者らは予測している。
■黄砂などによる大気汚染対策強化へ
2006年の中国北部では、黄砂が10回以上発生した。その原因は、青海(Qinghai)省など中国北西部の砂漠化とされている。今年も黄砂の発生量は同規模と予測される。
中国は、国土の18%にあたる約174平方キロが、砂漠で占められている。中国政府は大気汚染の改善を強化し、北京市の周囲に防砂林の植樹活動をして2008年の北京五輪に備えると強調している。
写真は北京中心部で31日、黄砂から身を守るため頭に絹のスカーフを巻いて歩く中国人女性。(c)AFP/TEH ENG KOON
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