【東京 20日 AFP】気象庁は20日、東京で桜が開花したと発表した。1990年と同じく観測史上3番目に早い開花となった。気象庁では前週、誤って発表した開花予想が早すぎ、訂正していた。
気象庁にとって桜の開花予想は、最も重要な観察事項のひとつ。桜は気温の変化に繊細で、しかも開花期間が短いため、予測が難しい。花見シーズンは日本全国で宴会の「どんちゃん騒ぎ」の口実となる一方、気象予報士らにとっては毎年1度訪れる頭痛の種でもある。一方で、桜はすぐに散ってしまうことから、数百年にわたり詩人たちが美のはかなさについて沈思する時のテーマとなってきた。
今年の東京の開花は、気象庁が前週訂正した予想日よりも2日早く到来した。桜に関し、同庁が定点観測しているのは靖国神社にある「標本木」。気象庁職員は「開花を確認するために常に観測している桜が数本あり、今朝、いくつかの花が開いているのを観察しました」と述べた。暖冬の影響で、平均開花日より8日早まった。
東京では前週16日、今冬初の降雪が観測されたが、気象庁では春雪と定義したため、1876年の観測開始以来、初めて降雪のない冬となった。
写真は20日、東京・靖国神社で観測された桜の開花。(c)AFP/Yoshikazu TSUNO
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