【ロンドン/英国 19日 AFP】欧州各地を襲った記録的な暴風雨で、英国では2歳の男の子を含む少なくとも12人が死亡した。イングランド南部のワイト島(Isle of Wight)では約44メートルの最大瞬間風速を記録。予報ではこの日、高地で約36メートル、海岸沿いで約31メートルの強風注意報が出ていた。
死亡した男の子は、ロンドン北部で、倒壊したれんが塀の下敷きになった。
また、バーミンガム空港(Birmingham Airport)のリチャード・ハード(Richard Heard)代表取締役が、出勤途中に倒れた木の枝に車を直撃され死亡。
ロンドン西部、バークシャー(Berkshire)のストリートリー(Streatly)でも、倒木が車を直撃して同乗していた男性1人が死亡、運転手が地元の病院で手当を受けていると警察が発表した。
強風にあおられて横転するトラックも相次いでいる。シュロップシャー(Shropshire)ではトラックが乗用車に激突し、1人が死亡、ノースヨークシャー(North Yorkshire)では横転したトラックが運河に落ち、運転手が死亡した。
チェシャー(Cheshire)警察も、同じくトラックの横転でドイツ人運転手が死亡したと発表している。
リバプール(Liverpool)では、航空機の緊急着陸に備えてリバプール・ジョン・レノン空港(Liverpool John Lennon Airport)に向かっていた消防車と乗用車が衝突、乗用車に乗っていた男性1人が死亡し、1人が負傷した。
高齢者の被害も多い。Keadbyでは吹き飛ばされた屋根が男性を直撃し、病院で手当を受けていたが死亡した。マンチェスター(Manchester)郊外では、62歳の男性が転んで頭を打ち死亡したほか、61歳の男性が木の枝に当たって死亡した。
イングランド西部のプレントン(Prenton)では、80歳の男性が、強風で外れた自宅前のフェンスを直そうとしている時に心臓発作とみられる症状で倒れ、死亡。また、60歳の女性が避難する途中、倒壊した高さ1.5メートルの石壁の下敷きになって死亡したとの情報もある。
写真は、欧州北西部上空を覆う低気圧、キリルの衛生写真(2007年1月18日撮影)。Tは低気圧の中心部。(c)AFP
ユーザー制作のスライドショーをご紹介。無料で簡単な会員登録で見られます。
拡大して見られた人気写真ランキング。会員登録で拡大写真が見られます。登録は無料で簡単。
AFPBB News に掲載している写真・見出し・記事の無断使用を禁じます。© AFPBB News