【2月20日 AFP】恋人を射殺した罪に問われている南アフリカの義足ランナー、オスカー・ピストリウス(Oscar Pistorius)被告の自宅家宅捜索で禁止薬物のテストステロンと注射器が見つかったと、首都プレトリア(Pretoria)で行われている保釈請求の審問で捜査官が20日、明らかにした。

 テストステロンと注射器は寝室のドレッサーの中から見つかったとされる。国際オリンピック委員会(International Olympic CommitteeIOC)が使用を禁じているドーピング薬物のテストステロンだが、国際パラリンピック委員会(International Paralympic Committee)によると、同被告は2012年ロンドンパラリンピックの最中に2度ドーピング検査を受けており、2度とも陰性の結果が出ているという。(c)AFP