【1月26日 AFP】エジプトの裁判所は26日、昨年2月に同国北部のポートサイド(Port Said)にあるサッカー競技場で発生し、74人が死亡した暴動事件の裁判で、被告21人に死刑判決を下した。判決について、被害者の親族らは一様に判決を歓迎している。なお、3月9日には、警官9人を含む他52人の被告に判決が言い渡される予定だ。

 今回の判決については、近くエジプトの最高イスラム法官である大ムフティー(Grand Mufti)が、最終的な判断を下すことになる。同国では、死刑判決を下す際には大ムフティーに諮ることが義務づけられている。(c)AFP