【1月11日 AFP】映画『スネーク・フライト(Snakes on a Plane)』とは状況は異なるものの、10日にオーストラリア・ケアンズ(Cairns)からパプアニューギニア・ポートモレスビー(Port Moresby)に向かっていた豪カンタス航空(Qantas Airways)機で、「同乗」していた体長3メートルものニシキヘビに乗客がびっくり仰天する騒ぎがあった。

 カンタス航空広報によると、巡航高度に達した後でたまたま窓の外を見た乗客が、翼の上に大きなヘビがいるのを発見した。乗客の1人によるとそこから2時間のフライト中、機体後部の座席に座った乗客たちは全員、風も強く極寒の空の上でヘビが落ちてしまわないかとじっと見守りつつ、どうやって翼の上に登ったのかを論じ合ってたという。

 ヘビは同機がポートモレスビーに着陸したときもまだ翼の上にいたが、既に息絶えていたという。豪フェアファックス・メディア(Fairfax Media)の取材に応じた乗客の男性は「とても悲しい」と語った。(c)AFP