【8月6日 AFP】ロイター(Reuters)通信の公式ブログが3日、何者かにハッキングされ、シリアの反体制派リーダーのインタビューなど複数の偽の記事が掲載される騒ぎがあった。

 親会社の米トムソン・ロイター(Thomson Reuters)が同日明らかにしたところによると、ハッカーの標的となったのはロイター・ドットコム(Reuters.com)のブログ用プラットホーム。ロイター記者名義による偽の記事が複数投稿され、中にはシリア反体制派の自由シリア軍(Free Syrian ArmyFSA)の司令官がインタビューに応じ、アレッポ(Aleppo)での衝突後、反体制派部隊が撤退しつつあると語ったとする内容もあった。

 ロイターはそのようなインタビューは行っていないと説明。該当記事を削除した上で、対策を講じるまでブログ用プラットホームをオフラインにしたと発表している。(c)AFP