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メキシコ発のコカイン16キロ、届いた先は国連本部

  • 2012年01月27日 20:35 発信地:ニューヨーク/米国
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米ニューヨーク(New York)の国連(UN)本部に掲げられた国連の旗(2007年6月15日撮影)。(c)AFP

【1月27日 AFP】米ニューヨーク(New York)の国連(UN)本部に、コカイン16キログラムが小包で届けられるという珍事件が起きた。メキシコの麻薬組織が密輸しようとしたものとみられ、専門家の試算によれば末端価格で200万ドル(約1億4500万円)超相当にもなるという。ニューヨーク市警や国連が26日、明らかにした。

 ニューヨーク市警のポール・ブラウン(Paul Browne)副本部長によると、コカインは国連の紋章が印刷された袋2つに入れられていた。発送元はメキシコで、国際流通大手DHLのオハイオ(Ohio)州シンシナティ(Cincinnati)にある配送センターを経由し、16日に国連本部に配達されたという。

 袋が国連公式のものではなかったため、警備員が開封したところ、中には書籍が14冊入っていた。本は中身がくりぬかれ、コカインが詰められていたという。

 荷物には送付先や送り主の住所などは記載されていなかった。ブラウン副本部長は、「宛先も返送先もなくて困ったDHL側が、国連のマークがあるから国連に届ければ何とかなると考えたのではないか」との推測を披露。「今ごろ、メキシコで誰かがパニックになっているだろうね。これだけ大量のコカインを紛失したのだから」と語った。
 
 国連のグレゴリー・スター(Gregory Starr)事務次長補は記者団に対し、コカイン入り小包に国連職員が関与した形跡はないと説明。「米国に荷物を送ろうとした麻薬組織の計画が、何らかの理由で狂ったのだと思う」と述べた。(c)AFP

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