【12月22日 AFP】フィンランドの警察は21日、中国・上海(Shanghai)行きの船舶から地対空ミサイルのパトリオット(Patriot)69発などが見つかり、防衛関連物資の違法輸出事件として捜査を開始したと発表した。

 米レイセオン(Raytheon)製のパトリオットミサイルは、同国コトカ(Kotka)港での税関検査で発見され、爆発物や発射薬も見つかった。この船は英国船籍で、デンマークのThorco社が所有している。

 フィンランドは、同国を経由して防衛関連物資を輸送する際には国防省の許可を得ることを法律で義務付けている。(c)AFP