【9月16日 AFP】ブラジル・サンパウロ(Sao Paulo)のコンゴニャス(Congonhas)空港で12日、コカインをカプセルに入れて飲み込み、航空機に乗って欧州に持ち出そうとした20歳のアイルランド人の男が逮捕された。サンパウロ警察が15日、明らかにした。男は72個ものカプセルを飲み込んでいた。

 男はリオデジャネイロ(Rio de Janeiro)でポルトガル行きの便に乗り換え、最終的にはベルギーを目指していたが、空港で明らかに緊張していた男性の態度を警察が不審に思ったことから事件が発覚した。

 男はコカインの容疑を認めた後、病院に搬送され、飲み込んでいたカプセルが取り出された。回収したコカインは総量830グラムに上った。男は国際麻薬密輸の罪で起訴され、禁固5年から15年の刑が科される可能性がある。(c)AFP