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護送車内で「熱死」、当局の過失認め罰金 豪裁判所

  • 2011年07月10日 13:57 発信地:シドニー/オーストラリア
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オーストラリア中部の砂漠地帯にあるウルル(エアーズロック、Uluru)と近くの町や空港(2007年2月17日撮影。資料写真)。(c)AFP/Torsten BLACKWOOD

【7月10日 AFP】2008年に先住民アボリジニの男性が護送車内で「熱死」した事件をめぐり、オーストラリアの裁判所は7日、刑務所当局の過失を認め、当局に28万5000豪ドル(約2500万円)の罰金を言い渡した。

 46歳だったワード(Ward)さんは、ウエスタンオーストラリア(Western Australia)州の郊外を走行中の護送車内で熱中症となり死亡した。体には、重度の「3度」のやけどを負っていた。飲酒運転の事情聴取のために4時間の距離を移送中だったが、車内はエアコンが故障しており、温度が50度にまで上がっていた。

 すでに前年7月、政府はワードさんの妻と4人の子どもに対し、320万豪ドル(約2億8000万円)の見舞金を支払っている。判事は裁判を傍聴した遺族に対し、今回の罰金はワードさんの命の値段を決めるものではなく、重大な過失を罰するための判決であることを強調した。罰金としては過去最高額だという。(c)AFP

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