【6月28日 AFP】ハッカー集団「ラルズ・セキュリティー(Lulz Security)」による一連のハッカー攻撃に絡み、英国で逮捕、起訴されたライアン・クリアリー(Ryan Cleary)被告(19)が27日、自閉症の一種であるアスペルガー症候群であることを理由に保釈された。

 クリアリー被告は20日、イングランド南東部エセックス(Essex)州の自宅で逮捕され、その2日後に重大組織犯罪対策庁(Serious and Organised Crime AgencySOCA)のウェブサイトにハッキングした罪などで起訴された。

 裁判所は25日、被告はアスペルガー症候群と診断されているとの弁護団の主張を受け、保釈を命じたが、検察側が即時抗告していた。

 裁判官は27日、午後9時から午前7時までは外出しない、電子タグを装着する、外出時には親が同伴する、インターネットにはアクセスしない、オンライン接続できるいかなる端末も所持しない、といった条件付きで被告の保釈を認めた。

 ラルズ・セキュリティーは米中央情報局(CIA)や米上院、ソニー(Sony)などのウェブサイトを立て続けに攻撃してきたが、26日にハッカー攻撃の終了を宣言している。(c)AFP

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