【4月26日 AFP】証券取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載など)に問われたライブドア(Livedoor、現LDH)元社長、堀江貴文(Takafumi Horie)被告(38)の上告審で、最高裁は上告を棄却する決定を下した。26日、報道各社が報じた。

 堀江被告は約50億円を計上して決算を粉飾したとして、07年の1審、08年の2審で懲役2年6月の実刑判決を受けていた。上告が棄却されたことで、堀江被告は収監される見通しとなった。

 急成長をとげたライブドアの創業者である堀江被告は自らを、慣習や規制に縛られない新しいビジネス界の先駆者と位置づけ、メディアの注目を集めた。(c)AFP

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