【4月10日 AFP】オランダ西部アルフェンアーンデンレイン(Alphen aan den Rijn)のショッピングモールで9日正午(日本時間同日午後7時)ごろ、自動小銃などを持った男が買い物客らに銃を乱射した。目撃者によると銃撃は10~20分続き、男は銃で自殺した。警察はこの事件で6人が死亡、少なくとも10人が負傷したと発表した。

 ハーグ(The Hague)検察の報道官によると、銃を乱射した男は射撃クラブの会員で、5丁の銃の許可を持っていた。宛先や内容など詳細は明らかにされていないが、犯行前に別れを告げる手紙を送っていたという。男は現場近くに父親と共に住んでいた。

 ショッピングセンターの駐車場に停められていた男の車にも手紙が残されており、同じ街の別の3か所のショッピングセンターに爆発物を仕掛けたと書かれていたため、警察は買い物客らを退避させた。(c)AFP