【2月23日 AFP】22日の中国国営・京華時報(Beijing Times)によると、北京郊外のインターネットカフェで30代の男性がほとんど飲まず食わずで3日間、ネットゲームにふけった末に急死した。

 この男性はネットカフェで昏睡状態に陥り、近くの病院へ急送されたがまもなく死亡した。過去1か月の間に男性は、1万元(約13万円)以上をインターネット・ゲームに費やしており、亡くなる前の3日間は着席したコンピューターの前からほとんど動いていなかった。

 今回の事件で再び、同国が取り組んでいるインターネット中毒との戦いが浮き彫りになった。中国の専門家によると、中国では数千万人がインターネット中毒に陥っており、中でも10代のネット中毒は3300万人に上る。(c)AFP