【1月6日 AFP】米国南部で相次いで原因不明の鳥の大量死が報告されたのに続き、スウェーデン南西部のファールヒェーピング(Falkoeping)でも5日、約50~100羽の鳥が地上に落下しているのが発見された。

 関係者によると、鳥はすべてカラスの一種のコクマルガラスで、雪の積もった路上に横たわっていた。大半が既に死んでいたという。

 鳥類学者によると、コクマルガラスは冬期には大きな群れで行動する習性があり、何らかの要因に驚いて一斉に落下する現象は起こり得るという。

 スウェーデン国立獣医学研究所は、死骸(しがい)を分析し、鳥インフルエンザウイルスの有無なども含め落下の要因を調査する方針だ。(c)AFP

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