【8月25日 AFP】イタリアの高級ブランド「プラダ(Prada)」の日本法人「プラダジャパン(Prada Jpan)」は、容姿などを理由に不当に解雇されたとして同社を訴えていた元販売担当部長のボブリース里奈(Rina Bovrisse)さんを逆提訴した。

 25日付の英字紙ジャパン・タイムズ(Japan Times)によると、プラダジャパンはブランドイメージを傷つけられたと主張し、ボブリースさんに賠償金3300万円を求めている。初公判は東京地裁で24日に行われた。

 ボブリースさんは、プラダジャパン幹部がボブリースさんに対し「醜い」、「プラダのイメージではない」などと容姿に関する差別的な発言をしたうえ不当に解雇したとして、元同僚2人とともに同社を訴えていた。ボブリースさんは、解雇の撤回と精神的苦痛に対する慰謝料を求めている。

 ボブリースさんは 労働審判でプラダ側と和解に達しなかったため、プラダジャパンを提訴していた。(c)AFP

【関連記事】
プラダジャパン元部長の女性、解雇無効求め提訴 容姿での嫌がらせも
【プラダ】記事一覧