【8月10日 AFP】ギリシャ・コルフ(Corfu)島で9日、就職のチャンスを広げるために自ら火事を起こして逮捕された消防士志望の男の裁判が行われた。

 38歳の男は法廷で、地元消防隊への就職活動に失敗した後、2週間で9回低木に火を放ったと証言した。火はすべて、被害を出す前に消された。男は2月に釈放され、裁判を待っていた。

 ギリシャでは毎年夏になると高温や強風などの影響で多数の火事が発生する。放火と見られるケースも多々あるが、放火犯が捕まることはまれだ。(c)AFP