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アルゼンチンの刑務所、財政難で人形が「監視」 脱獄で発覚

  • 2010年07月22日 14:25 発信地:ブエノスアイレス/アルゼンチン
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フランス南部リヨン(Lyon)のサンポール(St Paul)にある刑務所(2000年2月18日撮影、本文とは関係ありません)。(c)AFP/ERIC CABANIS

【7月22日 AFP】アルゼンチンの刑務所で17日、受刑者2人が脱獄する事件があったが、この刑務所では財政難から手作りの人形を監視役に仕立てていたことが分かった。

 脱獄事件があったのは中部ネウケン(Neuquen)州にある刑務所。強盗罪で服役していた受刑者2人が、刑務所の壁をよじ登って脱獄した。

 20日付けの地元紙リオ・ネグロ(Rio Negro)は、事件当時に監視塔にいたのは人間の監視員ではなく、サッカーボールで作った人形だったと報じた。

 この人形は映画『キャスト・アウェイ(Cast Away)』でトム・ハンクス(Tom Hanks)が人間に見立てていたボールにちなんで「ウィルソン」と呼ばれていたという。

 ある監視員は同紙に、「ボールに帽子をかぶせて人形を造った。その影を見た服役囚は監視員が見張っていると思った」と語った。この刑務所に15ある監視塔のうち、人間が配置されていたのは2か所だけだったという。

 地元警察が調べたところ、監視用のカメラとテレビモニターも壊れていたが、予算不足のため修理ができないまま放置されていた。(c)AFP

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