【7月21日 AFP】仏航空会社エールフランス(Air France)の女性客室乗務員が、1年以上にわたりビジネスクラスの乗客計約150人の持ち込み荷物から、現金やクレジットカード、貴金属などを盗んでいたことが20日までに明らかになった。
 
 仏紙フィガロ(Le Figaro)によるとこの乗務員(47)は16日、仏パリのシャルル・ドゴール空港(Charles de Gaulle Airport)で逮捕され、犯行を認めた。司法当局もこの報道が事実であることを認めた。

 搭乗員は主にパリ(Paris)からアジア、特に日本行きの長距離便で、2009年3月から、乗客が眠っているすきに荷物を探り、窃盗を繰り返していた。動機については「金銭的な問題を抱えていた」と話している。(c)AFP