【6月15日 AFP】フィンランド・ヘルシンキ(Helsinki)郊外のバンター(Vantaa)で13日、解体作業中の産業施設の煙突内部から、死後20年が経過していると見られる男性のミイラ化した遺体が発見された。地元メディアが14日、報じた。

 夕刊紙イルタ・サノマット(Ilta-Sanomat)によると、この遺体は、財布から発見された身分証から、1991年に行方不明となり2000年代始めに死亡が宣告されていた、1953年生まれの男性であることが判明したという。

 捜査関係者は地元通信社SSTに対し、「現在、遺体が遺棄されたものか、自ら煙突に入ったのかについて捜査を行っている」と語った。

 この煙突は数十年間にわたって使用されていなかった(c)AFP