【5月23日 AFP】日本の調査捕鯨船団の監視船に侵入して障害など5つの罪で4月に起訴された米環境保護団体「シー・シェパード(Sea Shepherd Conservation SocietySS)」のピーター・ベスーン(Peter Bethune)被告が、ニュージーランド紙に現在の心境を明かした。

 同被告は東京拘置所(Tokyo Detention Centre)からニュージーランド紙サンデー・スタータイムズ(Sunday Star-Times)に対し、「95%の確率で」有罪になり、長期の懲役刑を受けるだろうと語った。

 また100人を超える捜査当局者が参加して侵入時の様子を調べた実況検分の際に頭からフードをかぶせられたことについて、自分が「性格異常の殺人鬼」のように扱われたのは異様だと述べた。

 ベスーン被告は最高で15年の懲役刑を受ける可能性がある。(c)AFP