【4月2日 AFP】東京地検は2日、南極海で日本の調査捕鯨船団の監視船に侵入した環境保護団体シー・シェパード(SS)のメンバーでニュージーランド国籍の反捕鯨活動家、ピーター・ベスーン(Peter Bethune)容疑者(44)を、艦船侵入などの罪で起訴した。
 
 時事通信によるとベスーン容疑者の容疑は、艦船侵入、傷害、威力業務妨害、銃刀法違反、器物損壊など。

 起訴状によると、ベスーン容疑者は2月、南極海を航行していた調査捕鯨船団の監視船「第2昭南丸(Shonan Maru II)」に酸性の強い酪酸入りの瓶を投げ入れ、第2昭南丸の乗組員に軽傷を負わせたとされる。(c)AFP