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ドビルパン前仏首相に無罪判決、クリアストリーム疑惑

  • 2010年01月29日 10:05 発信地:パリ/フランス
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無罪判決を受けパリ(Paris)の裁判所を後にするドミニク・ドビルパン(Dominique de Villepin)前仏首相(2010年1月28日撮影)。(c)AFP/THOMAS COEX

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【1月29日 AFP】フランスのドミニク・ドビルパン(Dominique de Villepin)前首相(56)が、政敵であるニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)大統領の失脚を画策した疑いがもたれていた「クリアストリーム(Clearstream)疑惑」の判決公判が28日、パリ(Paris)の裁判所で開かれ、前首相に無罪が言い渡された。

 ドビルパン氏は、2007年の大統領選の党候補指名レースでリードしていたサルコジ氏をおとしめるため、ルクセンブルクの金融機関クリアストリームに口座を持ち、フランスのフリゲート艦の台湾への輸出にからみ賄賂を受け取っていたとされる数百人のリストを偽造したとして、他の4人とともに起訴されていた。このリストにはサルコジ氏の名前も含まれていた。4人のうち3人が有罪、1人が無罪になった。

 裁判所は両氏がジャック・シラク(Jacques Chirac)前大統領の後継を争っていた2004年当時、ドビルパン氏がサルコジ氏を中傷する意図を持っていたことを示す証拠はないと判断した。

 判決後ドビルパン氏はサルコジ大統領の政策は結果を出していないと批判し、両氏が属する与党・国民運動連合(UMP)の中から大統領に挑戦していくと語った。ドビルパン氏は2012年の大統領選出馬を検討しているとみられている。

■サルコジ大統領には大きな痛手

 無罪判決はドビルパン氏にとって大きな勝利になっただけでなく、このスキャンダルの責任を負うべき人物を「肉屋のフックに吊ってやる」と語っていたサルコジ大統領にとって打撃となったことは明らかだ。

 この事件を告発したサルコジ氏は控訴して争う意向はないとする一方、裁判所はドビルパン氏に無罪を言い渡したものの、「重大な陰謀」があったことを認めたことを指摘した。(c)AFP/Carole Landry

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