【1月23日 AFP】英イングランド北東部のニューカッスル刑事法院(Newcastle Crown Court)で22日、「夜の営み」の声が大きいとして訴えられていた女性に対し、禁固8週、執行猶予12月の判決が言い渡された。

 キャロライン・カートライト(Caroline Cartwright)被告は、「大きな声で叫んだり、わめいたりすることは法で定められた迷惑行為にあたる」として、そのような声を出すことを禁じる反社会的行動禁止命令を受けていたが、その後の審理で命令を破っていたことを認めていた。

 カートライト被告は法廷で、「わたしにとっては自然なことで、皆が静かにしろと言う理由が分からない」と述べた上で、騒音で近隣住民を起こさないで済むように、午前中に性行為を行うなどの「努力」をしたと語り、「同情を求めているようにみえるかもしれないが、わざとやったことではない」と述べていた。

 判事は「あなたの発する騒音のごく一部を聞いたが、近隣住民が立腹し、苦しんでいるのがよく分かった」と述べ、「同じことを繰り返さないよう禁固刑が必要」だと判決理由を説明した。(c)AFP