【1月10日 AFP】密輸するコカインをカプセル70個に分けて飲み込み、ブラジルから航空機に乗ってポルトガルに向かっていた男(26)が、途中、カプセルが体内で破裂したため死亡した。ポルトガルの警察当局が8日、明らかにした。

 死亡したのはルーマニア出身でスペイン在住の男。コカインをカプセルに入れて飲み込みブラジルのベロオリゾンテ(Belo Horizonte)にある国際空港の税関を通過した。その後、ポルトガルのリスボン(Lisbon)行きの便に乗ったが、機内でカプセルの1つが破裂し心停止を起こして死亡した。

 検死の結果、体内から計600グラムのコカインが見つかった。(c)AFP