【6月15日 AFP】15日、イエメン北部サーダ(Saada)州で前日、誘拐された外国人9人のうち、7人が遺体で発見された。

 誘拐されていたのはドイツ人7人、英国人技師1人、韓国人の女性の教師1人。9人には子ども3人が含まれたが、うち2人は生存したまま発見された。

  地元のイスラム教シーア派の反政府グループ、ザイド派(Zaidi)による犯行とみられているが、同グループは関与を否定している。

 9人は、サウジアラビア国境にある政情不安定なサーダ州で35年間活動を続けている国際支援グループに加わっていた。なかには医師や看護師も含まれていた。(c)AFP