ロシア・モスクワ(Moscow)郊外で行われた犬ぞり競技会に参加するシベリアンハスキー犬(2009年3月14日撮影、本文とは関係ありません)。(c)AFP/DMITRY KOSTYUKOV
【5月28日 AFP】ロシア・東シベリア地方のチタ(Chita)で、まるでイヌのように振る舞う5歳前後の少女が保護された。地元警察当局が27日明らかにした。ペットのイヌやネコに育てられたようだという。
警察発表によると、少女は薄汚れたアパートに父親と祖父母とともに暮らしていたが、ほえたり、食べ物を舌でなめるなど、ペットのネコやイヌと一緒にいる方が快適そうな様子だった。
少女は家の外に出してもらったことはなく、言葉が話せないため、ほえることでコミュニケーションを取ろうとしているという。児童保護局が発見した時は、「汚れた服を着て体も汚れており、子犬のように体をすり寄せてきた」。
また、父親らは「近隣住民との接触を避けるため、実質的にこれまで誰1人部屋に入れたことはなく、自分たちもペットを散歩に連れて行くとき以外は外出していなかった」という。
少女は現在、児童保護施設で医療面、精神面の両方で支援を受けているが、職員が部屋を離れると、少女はドアに向かって飛び跳ねたりほえたりしているという。
警察の声明は、オオカミに育てられた子どもを描いた英国人作家ラドヤード・キップリング(Rudyard Kipling)の小説の主人公になぞらえ、少女を「モーグリ(Mowgli)」と表現している。(c)AFP









