【1月25日 AFP】カナダ、オンタリオ(Ontario)州のバーリントン(Burlington)警察は23日、ピーナッツアレルギーの元婚約者の車のドアハンドルにピーナッツ油を塗り、アレルギーを発症させようとしたカナダ人の男(47)を逮捕したと発表した。

 警察によると、オンタリオ湖岸にあるバーリントンで、49歳の女性が車のドアハンドルに触れた後に気分が悪くなり、付近の病院でナッツに対するアレルギー反応の治療を受けた。深刻な持続性の症状は起きなかったという。

 ブライアン・カー(Brian Carr)巡査部長は、AFPに対し、「極めてまれな事件だが、被害者が運転中に急性アレルギー症状になって事故を起こしてたかもしれないのだから、深刻に受け止める必要がある」と述べた。

 容疑者の男は、迷惑行為と有害物質の投与の容疑で取り調べを受けている。被害者の保護のため、容疑者の男の氏名は公表されていない。(c)AFP