【1月17日 AFP】20日に米大統領に就任するバラク・オバマ(Barack Obama)氏の暗殺を予告したとして、米大統領警護隊(シークレット・サービス、US Secret Service)は16日、地元の捜査当局と協力してミシシッピ(Mississippi)州ブルックヘイブン(Brookhaven)で男を逮捕した。米司法省が発表した。

 シークレット・サービスの調書によると、スティーブン・ジョセフ・クリストファー(Steven Joseph Christopher)容疑者は、11日にウェブサイト「www.alien-earth.org」上に「バラク・オバマの暗殺を決めた。オバマ本人に対する恨みはないが、国のためだ」などと書き込んだ。

 大統領当選者の暗殺予告には最高で禁固5年と罰金25万ドル(約2300万円)が科せられる。ダン・ランプトン(Dunn Lampton)米連邦検事は、「大統領当選者に対する脅迫は深刻に受け止められる。インターネットのチャットルームでそういった発言を行うことは、それを口に出してしゃべるのと同じだ。この種の犯罪は迅速かつ厳正に捜査する」と語った。(c)AFP

男の逮捕を伝える「www.alien-earth.org」のページ