【12月17日 AFP】フランス・パリ(Paris)中心部にある百貨店「プランタン・オスマン(Printemps Haussman)」にダイナマイトが仕掛けられ、仏軍がアフガニスタンから撤退しなければさらに攻撃を行うとの犯行声明が出された事件を受け、仏政府は16日、同国全土で治安対策の強化に乗り出した。

 警察は、欧州で最も混雑するショッピング街の1つとして知られるパリのオスマン(Haussmann)大通りに面した同百貨店のトイレで、ダイナマイト5本を発見し、処理した。

 オスマン通りは、数時間にわたって封鎖され、大勢のクリスマスシーズンの買い物客や観光客らが避難した。

 また、警察は同日、イスラム過激派とみられる7人をパリで拘束したが、爆発物騒ぎとは無関係だと強調した。(c)AFP/Remy Bellon