【12月6日 AFP】英ロンドン(London)の刑事法院は5日、80年代に人気を博した英ポップ・グループ、「カルチャー・クラブ(Culture Club)」のボーカルを務めたボーイ・ジョージ(Boy George)(本名ジョージ・オダウド、George O'Dowd)被告(47)に対し、29歳のノルウェー人男性、Audun Carlsenさんを不当に監禁した罪で有罪の評決を出した。

 ボーイ・ジョージ被告は、エスコート業者に務めるこの男性をロンドン東部の自宅マンションに呼び寄せ、ヌード写真を撮影した際、男性に手錠をかけて監禁し、逃れようとした男性を金属製の鎖で打ったしたとして起訴されていた。

 被告はいったん保釈されたが、来月16日の量刑では実刑が言い渡される可能性もあるという。

 法定でボーイ・ジョージ被告は、昨年4月28日に男性の腕をベッドと手錠でつないだことは認めたが、男性に暴力を振るったり、鎖で打ったとする主張は否定した。(c)AFP/Prashant Rao