関連情報安楽死・尊厳死
韓国・仁川国際空港(Incheon International Airport)から市内に向かう救急車両(2007年7月30日撮影)。(c)AFP/JUNG YEON-JE
【11月28日 AFP】韓国・ソウル(Seoul)西部地裁は28日、脳死状態にある女性患者(75)の家族が延命治療の中止を求めていた裁判で、女性には回復の見込みがないとして病院側に延命装置を外すよう命じた。韓国で尊厳死を認める判決が出たのは初めて。
女性はソウル市内の病院で肺の検査中に脳に損傷を受け昏睡(こんすい)状態に陥り、2月に脳死を宣告された。女性の家族は病院側に、女性が尊厳をもって静かに死を迎えられるよう安楽死を求めたが拒否されたため、脳死宣告の3か月後に裁判所に申し立てを行っていた。
個人の尊厳死を初めて認めた同判決により、韓国で安楽死をめぐる議論が活発化しそうだ。
韓国の現行法では、いかなる形の自殺ほう助も認めておらず、脳死患者から人工呼吸装置を取り外す行為を殺人とみなしている。(c)AFP
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