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元厚生次官ら連続襲撃事件、テロ事件の見方強まる 首相も散歩中止

  • 2008年11月19日 16:47 発信地:東京
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都内の厚生労働省の入口前で警備にあたる警察官(2008年11月19日撮影)。(c)AFP/Kazuhiro NOGI

【11月19日 AFP】(写真追加)埼玉県さいたま市と東京都中野区で18日、社会保障行政を所管する厚生労働省の元事務次官とその家族が相次いで襲われる事件が発生した。警察当局は、連続テロとの見方を強め捜査を進める一方で、厚労省幹部の警備も強化している。

 1件目の事件は18日、元厚生事務次官とその妻が、さいたま市内の自宅玄関で刺殺されているところを発見された。2件目は同日夜、別の元厚生事務次官の妻が、宅配便業者を装った男に刺され、重傷を負った。

 殺害された元厚生事務次官と妻が襲われた同事務次官は、年金関連の部局に所属していた経歴があり、この事件がこのところ批判の的となっていた年金記録問題などに関連している可能性が高まっている。

 この事件を受け、麻生太郎(Taro Aso)首相は、日課としている朝の散歩を取り止めた。また、自民党の細田博之(Hiroyuki Hosoda)幹事長は事件について、「テロ行為だ」と語った。

 河村建夫(Takeo Kawamura)官房長官は、「現時点ではこの2つの事件の関係はまだ不明だが、警察当局は連続テロの可能性も視野に入れて捜査をしている」「政府としても、厚生行政がいろいろな課題も抱えている中の事件であるだけに、深刻に受け止める」と語った。

 厚生労働省は、現役と歴代幹部の名簿を警察に提出するとともに、厚生労働省本省の入り口に金属探知機を設置するなど警備も強化した。(c)AFP
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